便秘を１ヶ月放置し倒れた私の、下剤になるべく頼らない治療メモ

今も季節の変わり目や旅行中などは、決まって便秘になる私。

ヨーグルトやオリゴ糖などを何日か続け、３〜４日出ない状態が続くと「便秘」と判断します。

以前はコーラックで解消していたのですが、コーラックが効かなくなってきた時「便秘薬を続けると腸が本来の力をなくす」という情報を耳にしたりして、怖くなって便秘薬をやめました。

でも、しばしば便秘にはなるので「どうしよう」と思っていたところ、便秘茶（ダイエットティとも言うそう）のことを知りました。

市販でもたくさんのものを売っていますよね。私も色々試しました。

結構きつい効き方をするものもあって、腹痛を伴うので飲むのをためらうほどのお茶もいくつか。逆に「これ便秘茶なの？」と疑ってしまうくらい全く効果なしというものもあり、理想のお茶になかなか出会えませんでした。

たまたま通販で見かけた美爽煌茶というお茶があり、取り寄せてみたんですね。これ、味が上品で普通にお茶として楽しめるクオリティながらしっかりと便秘茶として機能してくれるので、すごく気に入りました。

仕事などで外に行く用事がない時を見計らって、便秘茶を飲んで解消することが多くなりました。

りんごの香りが少しする紅茶味。優しい効き目も自分にはあっているなと思います。

>>> 体験談書いてみました

便秘との戦いは長期間に及びますし、何より孤独です。

相談しても多くの人は「運動」「食べ物」に気をつけることを挙げるくらいで、本当の長期便秘の辛さについて分かっている人って、そう多くないと思います。

まあ、もしかすると「自分が便秘」と理解していること自体は悪くないかもしれません。自分の便秘を認識していない「隠れ便秘」もまた多いというのも事実ですから。

便秘のことばかり考えていると気が滅入ってくるので「今度本格的なスッキリができたら、これ買おう」みたいな発想の転換は有効なのではないかな、と思います。

私も便秘が何日か続くとよく「よーしこれが治ったらあれ買ってやる！」とか、今度のボーナスの時に快調な状態だったらこれ買おう、みたいなことは思います。

子どものようですが、こうした「ご褒美療法」って大人にもいい方に作用するケース、多くないですか？

こないだの便秘で考えていたのは、プチプラアクセの購入です。

１週間ほど便秘が続いて（いまの自分としては結構ひどい便秘）いたので「よし、明日便秘治ったら」と、身体にいいものを食べたり運動したりしながら、ネットでアクセを探したんですね。

私普段アクセサリーとかしないので、探すこと自体新鮮で楽しかったです。

アクセ好きな人が書いた記事なんかを読みながら、スッキリ獲得に取り組みました。

便秘は解消しましたけど、アクセは買わなかったです。楽しく便秘解消できたからまあ、いいか。

小学校のとき、クラスメートのお尻を「かんちょ〜」と言いながら追いかけたことがある人、多いかもしれません。

自分もそうでした。

でも、10年後に本物の浣腸にお世話になるなんてその頃は、知る由もありませんでした。



１ヶ月という長い便秘をしたとき、職場で倒れてしまいました。

周囲は心配してくれましたが、少し休んで歩けるようになったので、やっとの思いで病院へ。

「よく、ここまで溜めましたね」と、医者も驚くほどのひどい便秘でした。

その後、小さな部屋に連れられて、ベテランの看護師に浣腸されました。

「早く、トイレに行きなさい」と急かされましたが、出ませんでした。

病院でいちばん強力だといわれた下剤を処方され帰宅。飲んだものの出ません。

数日飲み続けたら一気にきました。電車のなかで。

死ぬかと思いました、本当に。口から出てくるんじゃないかってレベルの便意。

あんな経験は二度としたくないし、便秘で悩む人にもしてほしくない。

そんな思いから、ブログを立ち上げました。

自分の便秘が解消されるきっかけになったのは、何と言っても漢方診療だと思います。

便秘が本当にひどくて、にきびが顔じゅうに広がって心底苦しい日々だったころ、近所の病院で見つけた漢方診療の張り紙。

これが、人生を変えたといっても過言ではありません。藁にもすがる思いで受診しました。

出会った先生も、本当によく診てくれたので信じて通い続けたところ、トイレに入る時間は長いものの、毎日お通じがあるところまでこぎつけました。



漢方でも最初は、下剤的要素のある薬を処方されます。効きすぎて、電車やバスのなかで脂汗をかくことも一度や二度ではありませんでした。

でも、その当時の自分にとっては、はっきりとした光明だったのです。

通い始めてから５年がかかりましたが、にきびと便秘は完治しました。

そのときの先生のことば、今も忘れません。

「（にきびが）こんなにきれいに治る人もいるんや。驚いた」。

当時は張り紙で知った漢方診療でしたが、今はネットで簡単に探せます。

>>> 漢方のお医者さん探し